元気な闘病記: 2009年10月アーカイブ

3年目突入

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 ちょうど病気になって2年が経ちました。病気がわかりどうしてよいかわからなか 

ったあの日々から今は冷静に病気と向き合えるようになりました。いろいろな情

報を調べているとこの病気で肺に転移していると生存期間が3年とかというデータ

もあるようですがあまり気にしてもしょうがないのでああそうなんだぐらいにしか考

えなくなりました。

 

 今飲んでいる薬は正直効果があると思っていました。ブラセボならばしかたあり

ませんが、しっかり副作用もあるのでブラセボではないだろうと自分なりに考えて

いたのですが、効果がないことにびっくりしていると同時にとても残念です。でも落

ち込んでいません。

 

 先日からまたネットで病気の事について色々調べ始めました。  興味深い記事

があったので紹介します。

 

 「国内初、国立がんセンターに肉腫診療グループが誕生」

 

 肉腫は「軟部肉腫」あるいは「悪性軟部腫瘍」とも呼ばれるもので、頭、手足、体

の軟部組織(筋肉、骨、関節、神経、腱、脂肪、血管、リンパ管など)に悪性腫瘍

ができる。50種類以上あり、しかも全身に転移する可能性があるため、今後は

13の診療科(整形外科、胸部外科、消化管外科、肝胆膵外科、頭頸部外科、泌

尿器科、婦人科、小児科、腫瘍内科、病理診断、放射線診断、放射線治療、薬

剤部)の医療スタッフ合計31人がチーム医療を展開していくことになった。(日経メ

ディカルより)

 

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200910/512820.html

 

 軟部肉腫の患者にとってとても嬉しいことだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 ここ2~3日、ブログに前回の診察の事をどのように書こうかとても悩んでいまし

た。私のブログはきっと同じ病気の人やそのご家族の方、特に同じ薬を飲まれて

いる人なども読まれているのではと思うと真実を書いていいのか迷いました。

 

 良いことならば書きやすいのですが、悪いことだとどうしても読んで下さる方のこ

とをいろいろ考えてしまいます。

 

 同じ病気の方がこれを読んだら辛くなってしまうかな ?

 

 同じ薬を飲んでいる方がこれを読んだら悲しくなってしまうかな ?

 

 いろいろ考えた末どのように伝わるか私にはわかりませんが、書かないより

は真実を書くことで何かを伝えることができるのではと考え書くことにしました。

 

   今回の診察で、肺の腫瘍が全体的にひと回り大きくなっていました。

    これは、薬の効果がないことを意味しています。

    胞巣状軟部肉腫に効果がないのかどうかは私にはわかりません。

    でも現時点では、私の胞巣状軟部肉腫には効果がないようです。

 

 まだはっきりしませんが完全に効果がないと判断されれば、この薬を飲み続け

ることができなくなってしまうと思います。

 

 

  そろそろ次の闘いを考えないといけないのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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