プータ: 2011年3月アーカイブ

 

 前回の診察の時に、塞栓術が肺の腫瘍に対してできないか先生に相談したの

ですが非常に難しいしとのお話しでした。理由としては、肺の腫瘍は細い血管が

沢山腫瘍に対していっているのでその全ての血管を止める事はできない。気管支

動脈からだけなら可能かもしれないが全部の血管を止めないと意味がないらし

い。腫瘍からの出血を止めるだけなら放射線治療の方が効果があるだろう。陽子

線治療ならば死滅させる事も可能との事でした。

 

 次回CTを撮って詳しく検討しましょうと言う事になっていたのですが、診察が計

画停電の初日で近くのローカル線も止まっていて東京まで行く事ができないので

予約を取り消し別の日にしてもらいました。予約が取れたのが明日なので、行って

こようと思っているのですが特急が止まっているので時間がすごくかかると思いま

す。

 

 仕事は計画停電で当初とても大変でしたが、最近は少しずつ落ち着いてきてい

ます。でも東北方面の注文が私の会社では多かったのですが地震以来止まって

しまったので、2割から3割は注文が止まっている状態です。

 

 

 

 

 

 

 

 先週の月曜日が診察日だったのですが、計画停電の初日で電車があっちこっ

ちで止まっていて、とてもここから東京の病院まで行ける状態ではありませんで

した。先日喀血して、今回CTを撮って肺の状態を確認しようという事になっていた

のですが、今回行く事ができませんでした。

 

 金曜日、今度は県のがんセンターの予約日だったのですがガソリンが不足して

いて何かの時に病院に行く事もできないので大変なので今は体調も落ち着いてい

るので予約の日をこちらも2週間ぐらい延ばしてもらいました。 幸いにも前回東

京のがんセンターで喀血の薬も咳きの薬も多めにもらっていたので1ヶ月ぐらいは

薬は大丈夫なので助かりました。

 

 ここのところ原発の放射線の説明で、レントゲンやCTでの被爆量と比較して説

をされているのですが、私は昨年6ヶ月ぐらい毎月CTを撮っていましたし今も毎

月レトゲンを撮っています。病気になってから何回CTやレントゲンをとっている

か数る事もできません。きっとそうとうの被爆しているのでしょうね。ニュースを

聞いてるとこの先10年生きられてもこの被爆の影響で別のがんが発生するの

・・・??? と思ってしまいます。

 

 被災地で病気をもっておられる方も沢山いると思います。その事を考えると涙が

止まらなくなってしまいます。一日もはやく暖かい部屋で食事ができて寝る事がで

きる日がくることを心より祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

地震

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 今回の地震(震度5弱)は生まれて初めての大きな地震でした。私は会社で仕事を

していたのですが、最初はすぐに揺れがおさまるだろうと思っていたのですが、さ

らに大きくなったので積込用のシャターを開けて全員外にすぐでるように叫びまし

た。叫んでいる最中もいつ天井が落ちるか機械に挟まれないか心配でしかたあり

ませんでした。

 

 全員が無事に外にでると同時ぐらいに電気が切れて会社は真っ暗になってしま

いました。その後トラックのラジオを大きくして状況を聞きながら外で避難していま

した。私は、家におばあちゃんと子供がいるので心配になりすぐに車で向かいまし

た。

 

 電気が止まっているので信号機も消えていて交差点では大渋滞になっていまし

た。家に入るとばあちゃんと子供がキッチンのテーブルの下にもぐっていました。

ばあちゃんは私の顔を見るとほっとしたような顔になり「怖かったよ」「怖かったよ」

と何度も何度も話しかけてきました。

 

 家の中を見回すと一階は水槽の水がかなり飛び出して水びだしになっていまし

たがそれ以外は倒れているものもなかったのですが、二階に上がるとテレビが倒

れ本棚の本がばらばらになり、タンスは10から20センチぐらい開いていました。

 

 電気がいつくるかわからないので、明るい内に寝床をととのえて食事をすませて

懐中電灯とあるだけの電池をテーブルに置き夜を向かえました。水とガスが使え

たのでとても助かりました。暗くなると何もできないので子供達も私も早く寝床に入

りました。ラジオが2つあったのでそれを聞いて情報を得ていました。

 

 翌日の朝になり食事をしていると突然電気がつきました。ほっとするととも電気

の有難さを改めて感じました。そしてラジオと懐中電灯がこれほどありがたく思え

たのも初めての事でした。

 

 

 

 

 

主治医のもとへ

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 先週の月曜日、火曜日と会社に行ったのですがとても仕事ができる状態ではあ

ませんでした。ちょっと動いただけではぁはぁとなってしまい話しをするのも大き

な声がだせず小声で話すのがやっとでした。先週の喀血の後なのでとても心配

になり緊急で東京の病院に行きました。

 

 治験以来、顔を覚えてくださっている受付の女性に事情を説明するとすぐに主治

医の先生に伝えて頂き、血液検査とレントゲンをとるように言われました。血液検

査の順番を待っていると突然右肺の上のほうが痛くなりじっと耐えていました。レ

ントゲンの最中、今度は左肺の下の方が痛くなりその場に座り込んでしまいまし

た。撮影が終わった後も痛みで動く事ができずに待合室でしばらく休んでいまし

た。

 

 レントゲン写真を見て主治医の先生は血も溜まっていないし綺麗だから大丈夫

だよと言って下さいました。先ほどの痛みの話しをしたら喀血の後はしばらくその

様な痛みはあるかもしれないとの説明でした。来週CTを撮って詳しく調べる予定

です。軟部肉腫の肺転移で腫瘍から出血することはほとんどないとの事なので私

が特異体質なのだと思います。もし同じような病気でこのブログを読まれている方

はあまり心配しすぎないでください。

 

 その後痛みもなく仕事もセーブしながらゆっくり過ごしています。

 

 まだ大丈夫そうです。

 

 

 

 

 

 

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